0. このご案内は、
東京からナビ付の車で、道の駅で車中泊し、なるべく制限をなくして、
旅する ご案内です。
「安曇族」については、穂高神社の項目内で触れます。
地図を見た時、「ほりがね 道の駅」から 反時計回りにご案内していきます。
ナビに入力しやすいように、正式名称や電話番号を書き込みます。
休館日は、各自で調べてください。
1.調布IC から 「ほりがね道の駅」へ
中央自動車道路 調布ICから乗り、長野自動車道の 塩尻北ICで降ります。
県道 48号線,321号線を主に、一般道を「ほりがね 道の駅」まで約17kmを進み
ます。
最寄りのICは、「安曇野IC」ですが、一般道からの眺めもいいものです。
早めに、高速道路を降りました。
ここでは、「ほりがね 道の駅」としますが、正式名称は、
「アルプス安曇野ほりがねの里 道の駅」と、えらく長いです。
平日の高速道路料金:調布 → 塩尻北 4,740 円
調布 → 安曇野 5,030 円
2. ほりがね 道の駅 (正式名称は上記参照) ℡:0263-73-7002
安曇野には、他に「池田」「松川」2つの道の駅がありますが、この道の駅が
最も使い易いです。
トイレが明るくきれい、駐車場が広い、日の出が正面から見られる、
景色がいい、近くに24時間オープンでイートインのあるコンビニ、
・・・等です。
3.臼井吉見文学館 ℡:0263-72-6743 入館料:300円
「ほりがね道の駅」に隣接しています。
長野県人が関係している出版社の代表的なものは、岩波書店と筑摩書房です。
諏訪出身の、岩波茂雄氏が設立した岩波書店。
ここ堀金 出身の臼井吉見氏が大きく関わった筑摩書房。この地方のことを、
長野県筑摩郡と呼びました。小説「安曇野」の著者で、文化人との交流が濃かっ
た臼井氏の 文学や交友関係についての資料が展示してあります。
4.豊科郷土博物館 ℡:0263-72-5672 入館料:100円
この土地のことを知るには、ここがいいです。
豊かな水、人々の暮らし。
入口では 「おひさま道祖神」が、
中に入ると「朝が好きになる街 安曇野」のポスターが
迎えてくれます。
5.水色の時道祖神 と 早春譜碑
安曇野には、何百もの道祖神があると思います。
文字だけのもの、双体のもの 等、種類もいくつかあります。
その中で、素朴で、作成されてまだ浅いのですが、野中にポツンとあり、
背景もよく、車も停められる、おすすめ道祖神が「水色の時道祖神」です。
TV番組「水色の時」に作られた道祖神だと聞きました。
近くには、この地方の季節を歌った唱歌「早春譜」の歌碑があります。
6.穂高神社 ℡:0263-82-2003
古墳時代(5世紀ころ)に、北九州から海路を使い、安曇族が糸魚川に来た。
ヒスイの原産地、糸魚川だ。そこから、陸地を進み、この安曇野に定住した。
その、安曇族により先祖の神が祀られたのが、この穂高神社である。
この山中で、9月に「お舟祭り」があるのには、そのような理由からだ。
似た例が諏訪神社にある。
諏訪氏は、出雲から海路で糸魚川へ。そこから陸路で諏訪に来て定住した。
諏訪神社にも、お舟祭りが8月にある。
・・・・・・・・、というのが、私の推測です。
昔々を推測することは、ロマンに通じます。
ロマンを訪ねに、一度行かれたらどうでしょうか。
神社生い立ちの文を、ご一読ください。
<追伸>
この神社は、パワースポットだそうです。
https://we-love.nagano.jp/hotakajinja/
7. 碌山(ろくざん)美術館 ℡:0263-82-2094 入館料:700円
安曇野のシンボル的な美術館です。
萩原碌山の作品が主です。
レンガ造りの建物がいい雰囲気をかもし出しています。
私は、作品に加え、交友関係に関心を持ちました。
新宿の「中村屋サロン美術館」に集った、文化人の一人だったのではないでしょ
うか。
8. 北アルプス展望美術館
( 別名:池田町立美術館 ) ℡:0261-62-6600 入館料:400円
私の行ったときは、キルト作品の特別展示をしていて、入館料は600円でした。
美術館展示より、外の展望が素晴らしく、展望のみ(無料)がいいかなって思い
ました。 そのような、展望公園(?)です。
9. 安曇野ちひろ美術館 ℡:0261-62-0772 入館料:800円
人気があるのは、ちひろ美術館です。
広々とした環境、いかにも安曇野といった風景。
いわさきちひろさん の作品にとどまらず、
ちひろさん の生き方についても感じることが出来ます。
時間をたっぷりとり、文を読みながら鑑賞したい美術館です。
トットちゃん(黒柳徹子さん)の、電車の教室にも入れます。
10. 夫婦岩
山麓線道路(県道306号線)、ちひろ美術館を背にして、左側道路わき。
信号機「宮城」の手前。 別名、「めぐり愛の岩」言われているそうな。
下に、伝説文を載せます。
近くには、「鼠石(ねずみいし)」という石もあります。
11. 安曇野山岳美術館 ℡:0263-83-4743 入館料:600円
足立源一郎さんの「山岳絵画」を主に展示されています。
山の絵を描く方は、たくさんいます。
山の遠景、山を見上げて、雲の向こうの山、・・・。
しかし、
近代山岳絵画の先駆者の足立さんの絵は、山の隣に行き(山に登り)、
山を描いています。 山に寄り添った、山への想いが伝わってきます。
12. 八面大王(はちめんだいおう)の足湯
山麓線で、安曇野山岳美術館を背にして、「Vif(ビフ)穂高」わき道を
右に上った、駐車場の隣にあります。 無料
13. 貞享義民記念館(じょうきょう ぎみん きねんかん)
℡:0263-77-7550 入館料:300円
貞享(じょうきょう)というのは、江戸時代の元号です
義民(ぎみん)というのは、世の中の不正に対して立ち上がった人々です。
江戸時代(1686年)、重い年貢を課せられ、凶作で死者も出る。そのような
農民の苦しみを見かね、生きる権利を守るために訴えた。戦った。
だが、権力者に命を絶たれた。
その、義にあつい心の記念館です。
今の世と、重ね合わせて考えたいものです。
余談ですが、中央自動車道で安曇野に向かう道路の左側。
長野県に入ったら、「運転に 集中せよ!」「とりあえず 休憩!」の看板が
目に入りました。なんとなく、長野県ぽいな って感じました。
この記念館も、長野県ぽい です。
14. 帰路に就く or 「ほりがね 道の駅」に戻る
終了です。