≪ 秘伝13 速歩のすゝめ ≫
「速歩」についての秘伝ですが、速歩ばかりでは疲れっちまっていけません。
「速歩の挿入」とか「インターバル速歩」というのが、№13のあらすじです。
1.効能
人の筋肉は、脚部に70%があるとか 2/3あるとか言われていま
す。
歩くと、下肢筋肉の刺激で、循環器系、呼吸器系、免疫系、心理面まで効果があります。
郵便局の、歩く配達夫と歩かぬ事務員の動脈性心疾患比率は、約1:2です。(1961年)
長寿と老人医療費の低さでモデル県の信州人は、山国の歩行がその一因と聞きます。
歩く時の ヒザ・腰 等に受ける衝撃は、走る(ジョグ)時の 1/3~1/4の少なさです。
2.歩き方
・かかとから軟らかく着地して、足裏を体重が前に移動するイメージで、つま先が地面を離れる瞬間にキックして、前へ!
(かかと着地だと歩行中にヒザが一度伸びる。足裏が回転運
動している感じ。)
・速さは、約130歩/分。細切れで合計し約15分。♩=130の曲聴き
ながらリズミカルに。
1秒間に2歩。(♪My Revolution渡辺美里♪希望の轍サザン♪渚の
バルコニー松田聖子)
・姿勢が大事。( 速く、美しく、体重移動する )
左図の文字だけ抜き書き(右上から順に)
*意識してヒジを引く
*腕も後方に振る
*視線は前方遠方やや斜め下に
*アゴは引く
*胸を開く
*腕振りは体側より後ろで
*骨盤をやや前傾させる
・歩幅は意識して大きく。
歩幅の標準=身長-100(㎝)です。計算では、身長160㎝
(歩幅60㎝)の人が、130歩/分 速歩すると78m/分。これが、
歩幅を70㎝にすると 91m/分となります。
3.靴と服装
・クッション性に富んだ靴。・動き易い服装。・帽子をかぶり両
手を空ける(転倒対応)。
4.他
① 時には、後ろ向き速歩ってぇのをやってみませんか。
② 時には、超高速歩で自転車のお爺さんを歩き抜いて、驚かせ
てみませんか。
③ 時には、ジョグ<ハァハァ>⇒速歩<サクサク>⇒散歩<キョロキョロ>⇒ジョグ・・の三色セットで街を徘徊。人と競(きそ)わず、楽しんでみませんか。
<参照>:「10歳若返る!インターバル速歩の秘密」 「奇跡の速歩健康術」 「ブログmatiere 2010/04/05」