≪ 秘伝12. 睡 眠 ≫

   眠る力は、生きる力です

生きる要素は、「食事・運動・トキメキ・睡眠」。その1要素「睡眠」についての秘伝。

【睡眠の基礎知識】

* ノンレム睡眠:脳が眠っている睡眠。血圧低下、呼吸安定。成長ホルモンとメラトニン分泌で細胞の新陳代謝を高め、免疫力増強。

①うとうと→②浅い睡眠→③中程度睡眠→④深い睡眠→③中程度睡眠→

②浅い睡眠→①うとうと

このリズムの繰り返し。約70分間

 

* レム睡眠(レム=急速眼球運動):脳が起きている睡眠。夢はこの時。記憶

   の分別、定着、整理をする。

ノンレム睡眠とノンレム睡眠の間に差し挟まれる。約20分間。睡眠の後半に

なるほど長い時間になる。

  合成すると 
  ①・②・③・④・③・②・①・レム(ここまで90分間)・①・②・③・

  ④・③・②・①・レム(ここまで90分間)・①・②・・・・

 

【体内リズム】

体内時計の1日は、25時間。地球自転の1日は、24時間。

何はなくとも朝日を浴びる。太陽光によって、体内を24時間周期にリセットす

る。

脳の働きは、朝が金、午後は銀、夜は銅のリズム。日中に活動し、暗くなった

ら休息するよう出来ている脳。

知的な仕事は午前。体を動かすのは午後。夜は趣味などに使いたい。 酒宴も

またよし!

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1.睡眠時間の多少ではなく、睡眠時間帯と1.5hの倍数時間

早く起きて午前の活動時間をたっぷりと得る。「寝早起き」ではなく、「早起き早寝」。決まった時間に寝ることより、決まった時間に起きることが大事。1.5hの倍数時間がさわやかお目覚めにつながる。「早起きは三門(健康・活力・ツキ)の徳」

☆ ちなみに、小生は、21時半に寝て、翌朝4時に起きます。

2.足元を温めた後、温度低下をつくる

足元の温度が低下する時、睡魔がやって来る。足元をお風呂で温めておいて、布団に入り、足元温度が自然低下。湯たんぽは、足元が温まったら布団の外に蹴り出して温度を自然低下。電気毛布は温度が一定だから工夫が必要。

☆ ちなみに、小生は、湯たんぽ以外の暖房は使いません。私の蹴りに耐えうる湯たんぽですが。

3.睡眠の型をつくる

自分なりの型に入ることで、安眠が導入される。 呼吸法。大腸マッサージ。ストレッチ。自分に合った寝相。昼間の運動。昼寝はしない。夕食は寝る2時間前。

☆ ちなみに、小生は、日野原先生推奨の「うつぶせ寝」を試行中。乞う、

ご期待!

4.他

ア)エジソンは4時間だが、アインシュタインは10時間の睡眠。 胎児型・うつ伏せ型・仰向け型。

自分で工夫して、心地よい入眠で泥のように眠り、心地よい目覚めで三門の徳をいただこう。

イ)「下手の考え休むに似たり」「寝るより楽はなかりけり、浮き世の馬鹿が起きて働く」「明日は明日の風が吹く」「睡眠がいやなことを忘れさせてくれる」「♪明日があるさ」「眠りは美人をつくる」

ウ)呼吸法:5数え鼻から吸う、5数え止める、30数え口から吐く、5数え余

     韻味わう。5回繰り返す。